それでは第二テモテの3章の続きを見て参ります。前回は1節、そして2節の丁度頭の“自分を愛する者”というところで終わったわけですけれども、改めて1節から読ませて頂きたいと思います。『1終わりの日には困難な時代がやって来ることをよく承知しておきなさい。』“終わりの日”というのは第一テモテ4:1でも言及されておりました。『しかし、御霊が明らかに言われるように、後の時代になると(終わりの時代になると)、ある人たちは惑わす霊と悪霊の教えとに心を奪われ、信仰から離れるようになります。』この第二テモテの3章の2節以降そこに書かれているのが惑わす霊と悪霊による非聖書的な、異端的な教えのリストであります。