イエス様はペテロに「わたしについて来なさい」といわれました。ペテロはすぐに、職業も家庭も捨てて、イエス様に従いました。その時の、ペテロの妻の嘆きに、私達は気がつきません。イエス様のことは、家族の人達も、気が狂ったと思って、心配していました。そういう人物の弟子になるために、ペテロは家族を捨てたのです。健全とか常識とか、あかしにならないという強い価値判断が、実は、キリストへの服従を妨げていることがありはしないか、と考えることがあります。イエス様に従うと言う事は、どういうことでしょう。
わたしよりも父や母を愛するものは、わたしにふさわしい者ではありません。
〔マタイ福音書10章37節〕
〔金田福一著 霊想の糧より〕