平成30年4月8日週報より

「他から攻撃された場合、戦うのは当然である」という論理が高調される間は、世界から戦争の無くなる事はないでしょう。人類は子供のけんかの次元から、一歩も進歩していないのです。このまやかしの論理のもとに、どれだけの母親が泣いたか分かりません。また、なぜ攻撃されなけれはならないのかということや、この正義の言葉の陰で、どれだけの不正な政治が行われたかという、その真相が、国民に明らかにされる事は絶対にないのです。世界から戦争をなくするための唯一の真理は、「他から攻撃されても、こちらからは攻撃しない」ということに過ぎないのです。

しかし、わたしはあなたがたに言います。悪い者に手向かってはいけません、あなたの右の頬を打つような者には、左の頬もむけなさい。 マタイ5章39節

〔金田福一著 霊想の糧より〕