平成28年12月18日週報より

今日の日本の、非常に多くの人々が病んでいると言えます。特に、若い人に、その兆候は著しいと思います。その、症状の一つを取り上げてみますと、「ありがとうございます」「すみません」「おはようございます」という挨拶を、失っている人が多いことです。挨拶は、心の対話の入り口です。挨拶をしないことは、対話と交わりの否定なのです。挨拶は、感謝や、親切や、謙遜に連なるものであり、これが失われるは、人間性の失格であるといえます。しかし、信仰は、失われた人間性を回復させます。キリストの愛が、失われた感謝や、親切や、謙遜を回復させるからです。家族にも、挨拶をしなさい。
愛は寛容であり、愛は親切です。また、人をねたみません。愛は自慢せず、高慢になりません。礼儀に反することをせず、、〔第一コリント13章4節〕

〔金田福一著 霊想の糧より〕