平成30年7月8日週報より

十字架と会堂があることは、伝道の力です。多くの魂が、心引かれて来るからです。しかし、その内部に、臨在のキリストと、その御言葉を中心とした交わりがないならば、何にもなりません。しかし、福音を継承するものは、信徒一人一人の、キリストと直結した信仰です。会堂でもなく、教会という組織でもありません。エルサレム教会が壊滅的な大迫害にあって、信徒が四散した事によって、福音は世界に広められました。教会が焼け落ち、崩れ落ちるときこそ、真に福音が継承され、信仰の確立が促される時であると思います。福音は、困難を基点として、いつでも発展し飛躍してきたのです。

 兄弟たち、私は今、あなたがたに福音を知らせましょう。これは、私があなた方に、宣べ伝えたもの、、、、〔第一コリント15章1節〕

〔金田福一著 霊想の糧より〕