平成30年7月1日週報より

自分の願いが実現された時だけ、「祈りが聞かれた」といわれるのですか。かつて祈りの聞かれたこともなく、病気と苦しみばかりの人生を、信じて、祈ってきたと言われるのですか。奇跡などはなかったと言われるのですか。残念な事です。失礼ですが、あなたの信仰と祈りは、あなたの意志と願望にすぎないのです。私達の願望と、神の意志との間には、価値観の相違があるのです。主の御手の中に入れられるとき、神の意志と、神の価値観が、あなたのものになります。その時から、あなたには、神の御技が見えるようになり、奇跡の連続の世界に、生かされるようになるのです。

イエスは答えて言われた。「まことに、まことにあなたに告げます。人は、新しくうまれなければ、神の国をみることはできません。〔ヨハネ3章3節〕

〔金田福一著 霊想の糧より〕