平成31年3月31日週報より

イエス様は、ラザロを愛しておられました。しかし、聖書には、ラザロの言葉は、一言も記録してありません。彼は危篤になりました。使いもやり、待ち焦がれていたイエス様は、間に合いませんでした。彼は息絶えました。イエス様を求めて見開いた眼は、姉の手によって閉ざされました。そして、墓に葬られました。四日たちました。涙と悲しみの毎日でした。墓の戸が開きました。死の谷にいた彼に、力強いイエス様の声が響いてきました。「ラザロよ。出てきなさい」彼の体に、新しい命がめぐりはじめました。新しい証人の世界に生きるために、彼の体が、静かに起き上がりました。

 イエス様は、、、、。大声で叫ばれた。「ラザロよ出てきなさい」すると死んでいた人が、手と足を長い布で巻かれたままで出てきた。」

ヨハネ11章43ー44

〔金田福一著 霊想の糧より〕