令和元年6月23日週報より

主に対する「感謝」は、また、隣人に対しても「感謝」です。よその人への言葉であるだけでなく、家族との対話でも「感謝」です。教会でのエチィケットであるだけでなく、食卓と茶の間での会話です。それは「ことば」であるだけでなく、人生観と価値観の根本です。主の贖いのみわざの根源にかかわることです。感謝なき魂から、感謝する魂への変貌こそ、贖いであり、救いであるからです。何がありがたいのでしょう。感謝の根源は、「主が共にいて下さる」この一語に尽きます。現実の問題や条件によって、一喜一憂した時代は終わりました。主とともに現実を踏み越えていくことこそ感謝なのです。

私が苦しみの中を歩いても、あなたは私を生かして下さいます。…..あなたの右の手が私を救ってくださいます。〔詩編138章7節〕

〔金田福一著 霊想の糧より〕