今私たちが創世記を通して学ぼうとしているのは、創造論の立場です。創造主が存在される。すべてのものは創造者によって造られたので、すべてのものには創造者の意図が含まれているわけです。つまりすべてのものには創造主の目的とか計画があって存在している。その一方で創造主の存在を否定するという考え方、それは進化論が典型的でありますが、すべてのものは偶然に発生したんだと。偶然ですからすべてのものには意味がないわけです。目的もないわけです。価値もありません。人間には尊厳などないわけです。私たちはこの創世記から創造論についてもしっかりと学びながらも、神のない世界もこの中に描かれています。それがどんな混沌とした世界なのか、混乱した世界なのか。そこには無秩序、崩壊、破滅しかない世界。それが罪の世界だということです。(メッセージから抜粋)
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