令和元年6月16日週報より

聖書の言う「感謝」とは何でしょう。それは、ありがたいと思い、うれしいと思う心ですが、それを下さった神様にお礼を申し上げる心が「感謝」なのです。ですから、口先だけでは「感謝、感謝」と言っても、心の中に、ありがたいと思う心がないならば、それは、うそになります。感謝の心は、神様をほめたたえる心、あがめる心にも通じます。故に、感謝は賛美なのです。しかし、とても感謝できないと思われるような現実になることがあります。そのような時にも感謝出来るのは、主が共にいて下さって、その愛と慰めが実感できるからです。主は、どんな時にも感謝出来る喜びの人に、私達を変えて下さるのです。

わたしはあなたの聖なる宮に向かってひれ伏し、あなたの恵みと誠をあなたの御名に感謝します。〔詩編138章2節〕

〔金田福一著 霊想の糧より〕