誤解され、非難されても、イエス様のことを思って、心を乱さないようにいたしましょう。自らの過ちについては、主にお詫びいたしましょう。弁解しようとして、心の炎を燃やすことはやめましょう。わるく言われるまま、疑いをかけられたままで、静かに去っていきましょう。弁解しようとする焦燥は、自己を義としようとする焦燥です。弁解も、自己義認も、他を悪人とすることなしにはできません。主に従う者は、そんなむなしいことに、心を乱してはいけません。時がくれば、引き上げてくださる主に、全てをゆだねましょう。御国では必要のないことに、とらえられないようにいたしましょう。
彼はしいたげられ、苦しめられたけれども、口をひらかなかった。〔イザヤ書53章7節〕
〔金田福一著 霊想の糧より〕