マタイ7章15~23

早速15節を見て頂くとその羊の皮を被った狼についてイエス・キリストが教えられております。『にせ預言者たちに気をつけなさい。彼らは羊のなりをしてやって来るが、うちは貪欲な狼です。』羊の皮を被った狼、慣用句です。聖書を読んだことのない人も聞いたことのある言葉です。おとなしそうにしていながら、親切そうに見せながら、優しい男のように見せながら、良い人に思わせながら、ある時に凶暴化する。豹変してその本性を現したりする。そういう時によく使うわけです。羊の皮を被った狼というのはもちろん貪欲な狼と呼ばれて、偽預言者とイエス・キリストが名指しにしているものであります。イエスこそ良い牧者、大牧者、私たちの羊飼いであります。羊の皮を被った狼が時折、羊の群れの中に変装して紛れ込んでくることがありますが、でも最終的には羊飼いによってこの狼は取り扱われるということです。

マタイ7章15~23

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