ガラテヤ序論~1 章 5 節

 信仰は恵みに始まり、恵みに終わるわけです。すべては恵みの中に置かれるものだということで、ローマ人への手紙ガラテヤ人への手紙。これは私たちの信仰の生命線であります。信じるだけで救われる。まさにそれが恵みであって、それがガラテヤ人への手紙の中心テーマであって、それが福音の生命線であって、それが福音の大憲章であって、それがまたルターが宗教改革を決心した書でもあるわけです。「もう縛られる必要はないんだ。これもしなければいけない。あれもしなければいけない。これはしてはいけない。あれはしてはいけない。」そのような束縛から自由にするもの。恵みによって目が開かれる書、それがガラテヤ人への手紙であるということです。

ガラテヤ序論~1章5節