臨在の喜びを知る者だけが、この世の喜びから解放されるのです。主がいつでも、私と共に居て下さることだけが、喜びなのです。キリスト者には、この喜びがあるから、何事にも、耐えることができるのです。愛する者を天に召された悲しみの日にも、主は共に居てくださいます。誤解されたり、非難されたりする時も、主は共に居て下さいます。職を失ったり、倒産したりした時も、主は共に居てくださいます。この世での使命が終わり、老いと病のはてに死をむかえる其の時も、主は共に居て下さいます。キリスト者の喜びは、地上の何物でもありません。主がいつも共に居て下さる、その臨在が喜びなのです。
あなた方は、いと高きところから、力を着せられるまでは、都にとどまっていなさい。
〔ルカ24章49節〕
〔金田福一著 霊想の糧より〕