平成30年12月30日週報より

自分のしてきたことに対する評価への執着というものは、実に深いものです。ですから、それを評価してくれない人には憎悪を抱き、おのれの業績に対する誇りと傲慢とを、生涯抱いて生きるのです。また、他の人がしている事に対して、怠惰の思いからそれをしたくない場合には、そのことに対して批判を持つのです。そして、自分の批判は常に正しく、自分が怠惰だなどということは、夢にも考えないでしょう。それらの罪は、聖化されているはずの民たちが、犯し続ける罪なのです。ただ、御言葉と聖霊に衝撃されて、十字架の下に立つ時、気ずかざりしおのれの罪の衣の、ずり落ちることを知るのです。

互いに偽りを言ってはいけません。あなたがたは、古い人をその行いと一緒に脱ぎ捨てて、新しい人を着たのです。〔コロサイ3章9節~10節〕

〔金田福一著 霊想の糧より〕