信じるということは、おまかせすることです。あとに不安が残るなら、お任せしていないのです。おまかせすることができるのも、主が来てくださり、共に居て下さるからです。不安があるなら、信仰とは言えません。自力です。おまかせするということは、乳飲み子が母親に信頼しているほど無邪気なことであって、決して努力ではありません。そのようにキリストを信じて、顔を上げて、明日を迎えましょう。微笑をうかべ、賛美を口にしながら前進いたしましょう。癌の明日に向かって、失業の明日に向かって、倒産の明日に向かって、苦しみの嵐の明日に向かって、決して暗くない明日に向かって。
イエスは彼女に言われた「もしあなたが信じるなら、あなたは神の栄光を見る、とわたしは言ったではありませんか。」〔ヨハネ福音書11章40節〕
〔金田福一著 霊想の糧より〕