マタイの福音書16章13~18節

「人々は人の子をだれだと言っていますか。」マタイの福音書16章13節でイエスが弟子たちに投げかけた質問です。“人の子”というのはイエス・キリストが好んで使ったご自身のタイトル、称号、肩書きのことです。イエスは自分のことを“人の子”と呼ばれました。 80回以上もご自身のことを“人の子”と呼ばれたわけですけれども。そして15節のところに、もう一度その質問を言い直して、繰り返しています。「あなたがたは、わたしをだれだと言いますか。」あなた方は。ここにいる皆さんにもイエス・キリストは問い掛けています。「あなたがたは、わたしを(イエスを)だれだと思いますか。」と。イエスは一体どなたなのか、どういう方なのか。これは人間にとって最も重要な質問であります。これ以上重要な質問は他にないということも覚えて欲しいと思います。何故ならば、これは死活問題にかかわるからです。このイエス・キリストをどう見るかによって、その人の運命が決まってしまうからです。だから「イエスとは誰か。」という質問、これは人にとっては最も重要な質問となっています。あなたにとって、イエスとは何者か、どんなお方なのか。あなたのキリスト像、キリスト・イメージとは一体どんなものか。是非考えて頂きたいと思います。

マタイ16章13~18