平成29年7月2日週報より

非常に残念なことですが、信仰は熱心なのに、隣人から嫌われ、誰にも好かれない人があるものです。その人の熱心は、キリストのあかしにはならないのです。そういう人のことを思う時ほど、心の痛むことはありません。私よりもイエスさまが、もっともっと、お心を痛めておられると思います。なぜそうなるのでしょう。その人の信仰は、イエスさまへの信頼ではなくて、自我にすぎないからです。イエスさまへの信頼であるなら、みことばに服従して、隣人に親切であるはずです。そして彼は、自分の傲慢や冷たさ、つまり、自分の罪には、少しも気ずいていないのです。しかし、すくわれた人は、次第に深く、自分の罪に気ずくようになるのです。
そこで、兄弟たち。あなたがたの中から、御霊と知恵に満ちた、評判の良い人たち七人を選びなさい。〔使徒6章3節〕

〔金田福一著 霊想の糧より〕