平成31年4月14日週報より

「神の国」とは、静かに静止した状態ではありません。生き生きと活動しながら、絶えず前進し続けている集団なのです。その静止する時は、世界の終末の日、すなわち、主のご再臨の日であり、神の国建設の、完成の日です。その集団の先頭に立って、神の子たちをひきいておられるお方は、主イエス・キリストです。主は、その従う者たちを、常に愛をもってかえりみ、力を注いでおられます。その行進に、ペテロが加わり、ルターが加わり、あなたも、私も、そして、寝たきりの兄弟たちも、顔を輝かせて加えられているのです。

イエスは先頭に立って歩いていかれた。弟子たちは驚き、また、後にいて行く者たちは恐れを覚えた。 マルコ10章32節

〔金田福一著 霊想の糧より〕